江高速報

十二単着装体験授業を実施しました

11月1日(水)、生活デザイン科2年生を対象に「十二単着装体験授業」が実施されました。

十二単とは、平安時代の女房装束である唐衣裳(からぎぬも)のことです。日本時代衣裳文化保存会から講師をお招きし、生徒をモデルに40分以上をかけて丁寧に着装していく様子を、解説を加えていただきながら見学しました。後半には、他の生徒も十二単をまとってみたり、表着などをたたんでみたりする実習もありました。

参加生徒からは、着装には二本の紐しか使わないことや装束の重さが15キロもあること、6万個以上の蚕が使われていること、色使いの美しさやその意味を知り、より関心が深まったという感想が寄せられました。

「服飾文化」という科目で日本服装史について学んでいる内容を実物を通して確認できる貴重な時間となりました。