学校経営方針

令和5年度 学校経営方針(定時制課程)

令和5年4月6日(木)
北海道江別高等学校長 古市俊章

1 学校教育目標
(1)心身ともに健康で意欲に満ちた人物を育てる。
(2)勤労と責任を重んじ、情操豊かな人物を育てる。
(3)個人の尊厳と敬愛の念を養い、社会に有為な人物を育てる。

2 重点目標
(1)心のふれあいを大切にし、基本的生活習慣を身に付けさせる。
(2)個々の能力や適性の伸長を目指した学習指導の工夫により、学習意欲を向上させる。
(3)正しい勤労観や職業観を持ち、良識ある公民として自立できる生徒を育成する。

3 育成を目指す資質・能力
(1)心身ともに健康で意欲に満ちた人物を育てる。
   「実行力・継続力・体力」「関心・意欲・態度」「思考力・判断力・表現力」
(2)勤労と責任を重んじ、情操豊かな人物を育てる。
   「創造力」「達成感・満足感」「課題発見力・解決力」「知識・技能」
(3)個人の尊厳と敬愛の念を養い、社会に有為な人物を育てる。
   「創造力」「協働性」「社会性」「自己肯定感・自己有用感」

4 目指す学校像・生徒像・教員像
(1)目指す学校像 ⇒ 安心・安全・信頼
  ◎生徒が安全に安心して学び続ける学校
  ◎生徒が自己実現を目指し、生き生きと活動を続ける学校
  ◎保護者や地域の期待に応えて信頼し続ける学校
  ◎人としてあるべき姿を追求し続ける学校
(2)目指す生徒像 ⇒ 謙虚・全力・前進
  ◎基礎学力を身につけるために学び続ける生徒
  ◎挨拶や礼儀作法など社会に通用するマナーを身につけるために努力し続ける生徒
  ◎仲間を大切にし、協力しあい明るく元気に活動し続ける生徒
  ◎将来の夢や希望を持ち前向きに努力し続ける生徒
  ◎あらゆる場面において、他者への思いやりを大切にできる生徒
(3)目指す教員像 ⇒ 全ての生徒のために全力で
  ◎人格的に優れ、生徒・保護者・地域・同僚から尊敬され続ける教師
  ◎教育公務員としての熱意・矜持・自覚を持ち続ける教師
  ◎相互に見識・能力を高めあい続ける教師
  ◎生徒個々の特性を理解し、将来に結びつく指導を継続的にできる教師
  ◎協働体制確立のために、お互いを支えあい同僚性を高めあう教師

5 経営方針
 協働する教職員組織の確立を図り、創意・工夫と活力に満ちた魅力ある学校づくりを推進し続ける。
 また、我々教職員は常に率先垂範・3S(Simple,Speed,Smile)を意識した言動に努め、専門性を生かし効率的且つ有効的に限られた時間を最大限に活 用し効果的な教育活動を実践する。
(1)教育活動全てにおいて教職員が一丸となり、学校教育目標の達成に努力する。
(2)生徒の学力向上、生活規律の確立に努め、地域に信頼される学校運営を推進する。
(3)生徒の個性や適性に配慮し、キャリア教育の視点に立った指導の充実を図る。
(4)教職員個々の人間力を高め、生徒が安心して生き生きと学ぶ学習環境を醸成する。
(5)効果的・持続的な教育活動実践のため「働き方改革」「北海道アクション・プラン」に従い、時間を有効に使い、教職員個々が健康で働ける環境を整える。
   また、部活動においては「道立高校における部活動のあり方」を基に作成した「本校の部活動に係る活動方針」に従い生徒・顧問ともに効果的な教育活動を実践する。

6 教育課程編成の方針
(1)生徒個々の実態を踏まえ、可能性を引き出す教育課程の編成に努める。
(2)生徒の学ぶ喜びを追求しつつ、基礎基本からの積み上げを重視し、学力向上を図る教育課程の編成に努める。
(3)公民たる社会人・職業人として生き抜くためのキャリア教育の充実を図る教育課程の編成に努める。

7 指導上の重点目標
「学習指導」
 (1)基本的な学習態度の育成や学習意欲向上と基礎学力の定着を図る。
 (2)生徒個々の実態や能力・適性に応じた学習指導方法の工夫や教材の精選に努める。
 (3)校内研修や公開授業週間を設定し、教職員相互の指導力向上を図る。
「生徒指導」
 (1)基本的生活習慣の確立と他者への思いやりや公共心の育成に努める。
 (2)集団や社会の一員としての自覚を深化させ、人間関係形成力の育成に努める。
 (3)多様化する生徒の実態に応じて、適切に対処する指導体制の構築に努める。
 (4)交通安全意識の高揚を図る。
「進路指導」
 (1)主体的な進路選択能力や勤労観・職業観を熟成するキャリア教育の充実に努める。
 (2)進路指導資料の充実と活用を図り、生徒個々の能力・適性・進路希望等に応じた進路相談や進路情報提供の充実に努める。
 (3)生徒個々の確実な進路目標実現に向けて、家庭・地域・関係機関との連携を図り、生徒のPRと職業開拓に努める。
「健康・安全指導」
 (1)体力の向上、健康の保持増進のための実践力の育成に向け、体育活動及び保健活動の充実に努める。
 (2)ボランティア精神、他者への思いやり、自他の生命尊重の精神を醸成する安全教育の推進に努める。
 (3)健康で活力ある学校生活を送るために、安全安心な教育環境の充実に努める。
 (4)教育相談体制の充実を図り、生徒個々の状況と特性を把握し、個々に応じた適切な対応に努める。
 (5)健康診断や個人面談等を通して、生徒個々の心身の健康管理に努める。